・調節力とは
物を見ようとした時に、ピントを合わせる力のことをいいます。
・検査の目的
お子さんは調節力が強いため、少し目を細めたりするだけで変化します。そのため、調節力が強いままで検査を行っても正確な度数(近視・遠視・乱視)がわかりません。正確な度数がわからないと、眼鏡を使用した治療・訓練が必要か判断ができなかったり、眼鏡の度数があっていない状態で使用していたりということが起こってきます。
初めての眼鏡作成時・視力の不安定な時・遠視を疑う時等必要に応じてこの検査を行います。
・検査方法
機械による検査のあと、5分おきに3回点眼します。
3回目の点眼後、50分経過後に瞳が開いたことを確認した後、視力検査を開始します。
又、点眼と視力検査を別日に行う事もあります。
・点眼の作用と注意点
ピントを合わせる力が無くなる為、近くが見にくくなります。
又、瞳が開いた状態になる為、いつもよりより光がまぶしく感じます。
作用は、2日程(個人差あり)続きます。
検査は予約制となっております。
点眼の作用は2日程続く為、予定のない時にご予約をお願いします。